“ガスバーナー”で金庫泥棒 「2人組の男」が建設会社に...窓焼き侵入から15分の犯行
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11日未明、茨城・龍ケ崎市にある建設会社の裏口に、2人組の男が現れた。
1人が持つかばんの中から出てきたのは、ガスバーナー。
もう1人の男に渡した、その時だった。
突然、炎が噴き出し、あたりを照らした。
すると、男がガスバーナーを窓に当て始めた。
これは“焼き破り”と呼ばれ、音が出ないように、窓ガラスに熱を加えて割る、空き巣犯の常とう手段の1つ。
窓ガラスを割った男は、柵をよじ登り、いとも簡単に会社に侵入してきた。
会社の事務所に侵入した2人組は、すぐに金目のものがないか、机の引き出しや棚を物色。
引き出しの中から見つけ出したのは、小型の金庫。
すぐに開けられなかったのか、金庫ごと盗み出していった。
侵入からおよそ15分、2人組の男は、裏口からあわてて逃走していった。
被害に遭った建設会社を訪れると、裏口の窓は、黒く焼け焦げ、無残な姿になっていた。
被害男性「夢じゃないかなくらいびっくりした」
盗まれた金庫の中には、会社の実印が入っていた。
被害額は、ガラスの修理代など、20万円にのぼるという。
さらに、2人組が1階の事務所で犯行中、被害男性の両親は2階の寝室で就寝していたという。
実はこの時、危険な事態が迫っていた。
自宅となっていた2階に上がった2人組の男は、リビングにあったズボンの中から、1万円の入った財布を盗んでいったという。
その時、ちょうど扉1枚隔てた寝室には、両親が寝ていた。
被害男性「鉢合わせしてたら、どうだったのかが一番怖い。(両親は)心臓がドキドキして、倒れるかと思うくらいびっくりしたみたい」
それもそのはず。
この事件の3日後、同じ龍ケ崎市では、3人組の男が住宅に侵入。
70代の夫婦を襲って、現金を奪う強盗事件が起きていた。
被害に遭った建設会社は、被害届を提出。
警察は、窃盗事件として捜査している。
(FNNプライムオンライン1月18日掲載。元記事はこちら)
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