任意同行の男を現場近くで発見 博多駅近くで38歳女性刺殺
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福岡・博多駅前で38歳の女性が殺害された事件で、警察は18日午後から、元交際相手に任意で事情を聴いている。
博多警察署前から、テレビ西日本・川崎健太記者が最新情報でお伝えする。
捜査本部によると、男は18日昼前、事件が起きた同じ福岡市博多区の路上で、1人で歩いているところを警察が発見した。
その後、男は、この博多警察署に任意同行され、くわしく署内で話を聴いているという段階。
そして、男は遠くに逃げておらず、事件現場に近いエリアで見つかったという形になった。
捜査関係者によると、18日の任意同行の際に、男を現場に連れて行って、いわゆる“引き当て捜査”、事実関係の確認を男とともに行ったという。
そして元交際相手の男は、川野さんへのストーカー行為で警察から禁止命令を受けていた。
しかし防犯カメラの映像から、事件直前に川野さんと一緒に歩いていたとみられることもわかっているという。
捜査本部は、容疑が固まり次第、男を殺人容疑で逮捕する方針。
川野さんに対するストーカー行為へのこれまでの対応が十分だったかについて、警察で何か話が出ているのか。
ストーカー事件のときは、その点が焦点になるが、2022年の段階で、警察は相談を受けて、口頭警告、そして禁止命令を出している。
そうした流れの中で、警察は、川野さんに対して一時措置という形で避難するかどうかということを持ちかけていたそうだが、これを断ったとされている。
もちろんその点について、被害者に落ち度があるとは到底言えないが、警察としては、十分な対応をとったという認識だとみられる。
(FNNプライムオンライン1月18日掲載。元記事はこちら)
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