東京湾にクジラ トドに続き...「ザトウクジラ」の可能性
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19日午後、東京湾で撮影されたクジラ。
現れたのは、東京湾アクアラインや海ほたるの近く。
映像では、海面近くで潮を吹く様子や、ゆっくりと海中に潜る様子が確認できる。
このクジラは19日午後1時20分ごろ、近くを航行していた船の乗組員によって発見され、横浜海上保安部が確認した。
専門家は、尾びれなどの特徴から、クジラの種類を次のように推測する。
東京海洋大学・村瀬弘人准教授「鯨種はザトウクジラです。背びれの特徴と尾びれですね。冬になると、日本の周りだと、沖縄とか小笠原に頻繁に来るんです」
ザトウクジラの特徴は、下あごにある「うね」。
大きいもので、体長およそ15メートルにもなるという。
また専門家は、東京湾に現れた理由について、次のように推測する。
東京海洋大学・村瀬准教授「わたしも今、八丈島で調査をやっているんですけど、確かな原因がすべてわかっていない。1つは、頭数が増えているっていうのがあると思う」
海上保安庁によると、このクジラの出現による船舶への影響は出ていないという。
(FNNプライムオンライン1月19日掲載。元記事はこちら)
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