「何してるんかと言ってるかも」新春恒例“歌会始”で最高齢入選者が詠んだ“亡き夫との思い出の歌”【岡山発】

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新春恒例の歌会始が1月18日、皇居で行われた。一般の入選者10人の中に岡山・井原市の73歳の女性が入り、全国最高齢の入選者として晴れ舞台に臨んだ。


“1万5000の分の10”に選ばれた岡山の女性

真っすぐ前を向き、自らがしたためた歌に耳を傾けるのは、藤井正子さん(73)。全国、約1万5,000の応募の中から選ばれた10人のうちの1人で、入選者の中では最高齢。


歌会始で入選 藤井正子さん:
こんな幸運に巡り合いまして、本当にありがたく、夢のように思っております


井原市芳井町に住む藤井さんは、約10年前に夫を亡くしたことをきっかけに短歌を始めた。
今回の歌会始のお題は「友」で、入選した歌は、まだ結婚する前の夫との思い出を詠んだもの。


入選した藤井さんの歌:
「温もりの 残る手袋渡されて 君は友より夫となりぬ」


歌会始で入選 藤井正子さん:
締め切り間近の9月末にふっと思い浮かんで。主人はわたしが歌を詠むことも知らないし、「おいおい、何をしてるんか」と言っているかもしれないが、たぶん喜んでくれていると思います


毎月、約20首は作るという藤井さん。今後も短歌を詠み続けていきたいと、意欲を見せている。

歌会始で入選 藤井正子さん:
自分が元気でいる間は、自分の生活を歌に詠んでいきたいと思います。それと、自分のためだけではなく、誰かのためにも歌を詠みたい

(岡山放送)

(FNNプライムオンライン1月20日掲載。元記事はこちら

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