ストーカー男の後追う捜査員 犯行後はネットカフェに滞在 博多女性殺害で新事実

社会


元交際相手の女性を殺害したとして、逮捕された男。

事件後、偽名を使い、ネットカフェに潜伏していたことが新たにわかった。

フードを深くかぶり、警察車両に乗り込む男。

JR博多駅近くで元交際相手の川野美樹さん(当時38)を殺害した疑いで逮捕された、飲食店従業員・寺内進容疑者(31)。

20日朝、身柄が検察に送られた。

ストーカー行為を繰り返した末に、事件を起こした寺内容疑者。

18日、任意同行される直前の寺内容疑者とみられる映像。

目撃情報と同じ黒いフードをかぶった男の姿を確認することができる。
うつむきながら、顔を隠すように歩いている。

その少し離れた後ろを見ると、あとを追うように歩いている人たちは、警察の捜査員とみられる。

当時、寺内容疑者は黒いマスクと、だて眼鏡で変装。

さらにフードをかぶり、顔をわかりにくくしていた。

それを見破ったのが、顔写真などをもとに容疑者を捜し出す「見当たり捜査員」と呼ばれる、街頭捜査のスペシャリストだったという。

この日の午前6時ごろ、「中洲付近で、寺内容疑者を見かけた」との情報提供を受け、見当たり捜査員が投入され、寺内容疑者を見つけ出した。

同じ飲食店グループで働いていたという、川野さんと寺内容疑者。

2人が交際を始めたのは、2022年の春ごろだったという。

FNNは、店の関係者から話を聞いた。

店の関係者は「川野さんが、うちのグループでアルバイトしていたのが1年前。グループ内の恋愛なので、禁止なんですよね。たぶん2人は、隠してつきあっていたのかな」と話した。

店に隠して交際していたという2人。

しかし2022年10月、川野さんは、警察に「携帯電話を取られた。相手とも別れたい」などと、ストーカー被害を相談。

寺内容疑者は翌11月、川野さんの職場に押しかけ、「なぜ警察に行ったのか? 仕事なくなりそうやないか」と迫ったという。

警察は、寺内容疑者にストーカー規制法に基づく「つきまといの禁止命令」を出した。

これがきっかけで、店には、警察から寺内容疑者についての問い合わせがあったという。

店の関係者は「12月くらいですかね、警察が何かを聞き込みに来たというのを聞いた。そのあとに、(2人が)恋愛をしていたというのを聞いて、警察から探りを入れられるような人物だったんで、クビにしてくれと」と話した。

店側から解雇を突きつけられた、寺内容疑者。

警察の調べに、「復縁を求めたが、かなわず刺した」という趣旨の供述をしているという。

(FNNプライムオンライン1月20日掲載。元記事はこちら

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