【独自】“慣れない作業”でホイール泥棒 オークションサイトに出品も
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事件は、埼玉・春日部市にある車のカスタム専門店で起きた。
3日前、タイヤとホイール4本が盗まれた。
倉庫をこじ開けて、ジャッキなどの工具を取り出してから犯行に及んだという。
犯行の一部始終をとらえた防犯カメラ映像。
窃盗犯は、17日の午前2時前、店の前に現れた。
時折ライトをつけながら、敷地内を物色したあと、1台の車の前にしゃがみ込み、作業を開始。
店の代表は、この様子から「犯人は作業に慣れていない」と話す。
株式会社ピース・田部井智樹代表「右の前のタイヤを犯人が盗もうと外そうとしている。おそらく、十字レンチで、(タイヤを)外そうとしているが、大きい特殊なホイールなので、手こずっているんだと思う。僕らがやると、(1本外すのに)1分もかからない」
犯人は、およそ30分かけて4本すべてを外すと、1本ずつ運び出す。
株式会社ピース・田部井智樹代表「2本はそのまま転がして、2本は袋に入れている」
4本のうち2本だけは、敷地内にある倉庫から盗み出した白いごみ袋に入れて運んだという。
なぜなのだろうか。
株式会社ピース・田部井智樹代表「車載する際に、2本はトランクに積んで、2本は後ろのシートに置いていた。(車の)シートを汚したくないということなんだと思う」
犯人は、乗ってきた車に盗んだタイヤとホイールを積み込み、逃走した。
盗まれたのは、オーダーメードのホイールとタイヤ4本で、合計額はおよそ50万円。
朝になり、被害に気づいた代表が、SNSで情報の提供を呼びかけたところ、「オークションサイトに出品されている」との情報が寄せられた。
代表は、ホイールについた染みなどから、盗まれたものと確信し、すぐにこの出品画像を自分のSNSに投稿。
するとその直後、出品自体が取り消されたという。
店からの被害届を受け、警察は窃盗事件として捜査している。
(FNNプライムオンライン1月20日掲載。元記事はこちら)
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