防犯カメラに2台のレンタカー 90歳の女性死亡 狛江強盗殺人
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東京・狛江市で90歳の女性が死亡した強盗殺人事件で、現場近くの防犯カメラに犯人が使った可能性のある2台のレンタカーが映っていたことがわかった。
警視庁は、関東各地で起きている強盗事件との関連も調べている。
狛江市駒井町の住宅で19日、大塩衣与さん(90)が手を縛られて血を流し、死亡しているのが見つかった事件で、警視庁は21日も検証を行った。
警視庁によると、大塩さんの家の中では、複数の足跡や指紋が見つかっている一方、窓は割られておらず、犯人らは玄関から中に入った可能性が高いという。
また司法解剖の結果、大塩さんの死因は、体の複数の箇所を道具ではなく、拳で強く殴られたり、踏みつけられたことによる多発外傷とみられ、19日の正午ごろに死亡したとみられている。
一方、この時間帯に近くにいたという人は、大塩さんの家の前に普段見かけない不審な白い車や、金髪の男がうろつきながら電話をする様子を目撃していた。
その後の取材で、現場近くの防犯カメラに、犯人が使用した可能性がある2台のレンタカーが、東の方向に走り去る様子が映っていたこともわかった。
関東では1月に入って、3人組によるとみられる強盗や窃盗事件が7件相次いでいるが、中にはレンタカーが使われたものもあり、警視庁は関連を捜査している。
一方、狛江市の事件発覚のきっかけになった12日に起きた千葉・大網白里市の強盗致傷事件で逮捕された自衛官の男(23)について、男が、2022年11月に所属する三重県の駐屯地を出て以降、所在不明になっていたことがわかった。
関係者によると、入隊後、それまで数年間の勤務に「問題行動などはなかった」という。
(FNNプライムオンライン1月21日掲載。元記事はこちら)
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