「物価考慮これほど求められた記憶ない」 春闘スタートで経団連会長
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賃上げの方針などを説明する経団連の「労使フォーラム」が開かれ、春闘の論戦が本格的にスタートした。
経団連の十倉会長は、物価を重視した賃上げをあらためて呼びかけた。
経団連の十倉会長は、「賃金交渉において、物価動向への考慮が、これほど強く求められた記憶はほとんどないと思う」と述べたうえで、「ベースアップの目的や役割を再確認し、多様な選択肢から適した賃上げをお願いしたい」と呼びかけた。
連合・芳野会長「経済は成長しても、労働者にきちんと分配されてこなかった」
また、連合の芳野会長も講演し、「賃金引き上げが消費に回るのは一時金よりも月例給与だ」と民間の調査結果を挙げ、「好循環には月例賃金引き上げが効果的だ」と、ベースアップを軸とした月例賃金の引き上げを求めていく考えを強調した。
(FNNプライムオンライン1月25日掲載。元記事はこちら)
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