「異次元とは?」少子化巡り論戦 参院・代表質問
Newsfrom Japan
政治・外交- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
国会は、26日から参議院でも各党の代表質問が始まり、焦点の1つの少子化対策などをめぐって論戦が行われている。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・阿部博行記者が中継でお伝えする。
子ども・子育て支援を「最重要政策」と位置づける岸田首相に対し、野党は具体策を示すよう求めていて、首相の答弁が、どこまで国民の理解を得られるかは不透明。
立憲民主党・水岡議員「『異次元の少子化対策』の『異次元』とは、具体的にどのような意味ですか?」、「子ども・子育て予算は、いつまでに、いくらを投入するつもりでしょうか?」
岸田首相「年齢・性別を問わず、皆が参加する、こうした次元の異なる少子化対策を実現したいと考えております」
岸田首相は、規模や内容については、「6月までに、将来的な子ども子育て予算倍増に向けた大枠を示す」とあらためて述べた。
また、「選択的夫婦別姓」制度の導入を問われたの対し、国民の中に多様な意見があるとして、「より幅広い国民の理解を得る必要がある」との認識を示した。
同性婚については、「わが国の家族の在り方の根幹にかかわる問題」で、「極めて慎重な検討を要する」とした。
首相の慎重な答弁が続く中、野党は、27日までの代表質問で、具体的な論点を明らかにする姿勢。
(FNNプライムオンライン1月26日掲載。元記事はこちら)
[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]