避難所の子どもたちに心のケア　トルコ地震 死者5万人超

死者が5万人を超えたトルコ南部地震の被災地では、大きな揺れを経験しストレスやトラウマ(心的外傷)を抱える子どもたちの心のケアが行われている。

避難所には、子どもたちのための設備が豊富で、仮設の映画館や、学校の先生がボランティアで講師を務める塾などが設けられている。

被災した女の子(13)「(教科書は)倒壊した家の中で取って来られなかった。塾はとてもいいところで、また勉強を始められて幸せ」

また避難所では、地震で精神的なダメージを受けた子どもたちのカウンセリングも行われている。

臨床心理士「体験した恐怖や被災したという事実から離れ、少しでも日常生活に戻れるよう手助けしたい」

ユニセフ(国連児童基金)によると、トルコとシリアの被災地では、およそ700万人の子どもが暮らしていて、多くの子どもたちに心のケアが求められている。

（FNNプライムオンライン2月26日掲載。元記事はこちら）

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