岸田首相 党大会で「一致結束」訴え 安定的皇位継承も「国会で検討」
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自民党大会が東京都内で開かれ、岸田首相は、4月に行われる統一地方選挙や衆議院の補欠選挙に向け、党内の結束を訴えた。
自民党総裁・岸田首相「国民政党として、責任政党として、一致結束して、この春の戦いを勝ち抜いていくことを、あらためてみなさんと誓い合い、私のあいさつとする」
岸田首相は、「新型コロナウイルス後の経済再生」、「エネルギーの安定供給と脱炭素の両立」、「変化する世界の中での安全保障」、「子ども子育て政策」の4つを挙げて、「先送りできない課題ばかりだ。正面から挑戦し、愚直に答えを出す」と述べた。
また、「安定的な皇位継承」にも言及した。
自民党総裁・岸田首相「皇室における安定的な皇位継承を確保するための方策への対応も、先送りの許されない課題であり、国会における検討を進めてまいります」
安定的な皇位継承をめぐっては、有識者会議がまとめた報告書を2022年1月に国会に報告して以降、議論が停滞している。
今回の発言について、政権幹部は、「自民党として議論していきたいという首相の強い思いだ」としていて、今後、国会での議論が加速する可能性がある。
(FNNプライムオンライン2月27日掲載。元記事はこちら)
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