党総会 異例の頻度で開催 北朝鮮 食糧事情が悪化か

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北朝鮮は、26日から始まった朝鮮労働党の総会で、農業問題を議論すると発表した。

食糧事情の悪化が背景にあるとの見方が出ている。

朝鮮中央テレビは27日朝、26日から始まった朝鮮労働党の中央委員会総会に、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が出席する様子を報じた。

農業政策が主な議題で、「現段階での差し迫った課題、解決のための方策が討議される」としている。

通常は年に1、2回開催の党の総会が、2022年の年末以来、2カ月の間に2回開かれるのは異例。

韓国統一省は、北朝鮮の一部地域で餓死者が出ているとの見方を示していて、食糧問題が差し迫っていることを示しているとみられる。

(FNNプライムオンライン2月27日掲載。元記事はこちら

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