「新スパコン」導入のウラ側 線状降水帯の予測強化

社会


記者やデスクがとってきた、気になるニュースの裏側を解説する「ウラどり」。

気象庁は3月1日から、大雨をもたらす線状降水帯を予測するため、新たなスーパーコンピューターを導入する。

新たなスーパーコンピューターは、富岳(ふがく)の技術を活用したもので、これまでよりおよそ2倍の計算能力があり、高精度の予測が可能になる。

ここで注目のウラ情報は、「それでも予測は難しい?」。

現在の的中率は、4回に1回程度と低く、導入により精度を上げる狙いがある。

しかし、今の技術では、予測の位置がずれるといった課題もあり、観測態勢の強化とあわせ、予測の精度を上げる取り組みは続く。

(FNNプライムオンライン2月27日掲載。元記事はこちら

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