「絶対言わないでね」無許可の臓器移植斡旋…再逮捕のNPO法人理事 現地相場の倍以上受け取り多額の利益か
Newsfrom Japan
社会 暮らし 健康・医療- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
NPOによる無許可の臓器斡旋事件で、今月初めに逮捕された理事が別の患者に対する斡旋の疑いで再逮捕された。
NPO法人「難病患者支援の会」の理事菊池仁達容疑者は去年、神奈川県に住む50代の男性に「ベラルーシは死体ドナーから移植を受ける外国人の枠がある」などと伝えて、許可なく腎臓移植を仲介し手術を受けさせた疑いがもたれている。
警視庁によると菊池容疑者は男性から渡航費用として1850万円を受け取っていたが、これはベラルーシでの手術の相場より1000万円あまり多く、この中から多額の利益を得ていたとみられている。
このNPO法人の案内で海外に行った別の男性は菊池容疑者の説明に不審を抱いたという。
NPOの案内で海外渡航した小沢克年さん:
(臓器提供者は)生体ですか?死体ですか?って聞いたら『生体です』と。『こんなことマスコミとかには絶対言わないでね。貧乏な人から臓器を買ったって噂になっちゃうから』って
調べに対して菊池容疑者は「臓器斡旋はしていない」などと容疑を否認している。
(フジテレビ社会部)
(FNNプライムオンライン2月28日掲載。元記事はこちら)
[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]