浅草で「雷おこし」づくり体験 名物もっと知って! 老舗が工房
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東京の名産品、雷おこしの老舗が製造の様子を見学できる工房をオープンし、話題になっている。
28日は東京・浅草から、木村拓也キャスターが中継でお伝えする。
浅草で創業200年以上の老舗、常盤堂雷おこし本舗。
その名の通り、雷おこしを、江戸時代から200年以上製造・販売している場所。
雷おこしは、東京・浅草のお土産としては定番で、サクッとした食感のものもあり、水あめと米を原料としている。
最近だと、生おこしという、ふんわりとしたやわらかい食感のものも販売されている。
以前、「イット!」で雷おこし、世界のワースト料理で40位に入ったというニュースを伝えたが、アンケートの中で、好き・嫌い・どちらでもないでいうと、どちらでもないが88%を占めていた。
つまり、知っているけれど、もっと興味を持ってもらう必要があるというのが、現実としてある。
2022年4月から、今まで浅草では見ることができなかった製造工程を、見ることができるようになった。
工場見学は、一般の方もガラス越しで見ることができるという。
こちらでは、これまで秘伝とされてきた蜜の部分を、材料とともにかき混ぜていく。
そのあとに、大理石で冷やして、形どって裁断していくが、これまで一般の人が見ることができなかった。
それを見ることができるようにして、身近に感じてもらう、親しみを持ってもらうことが大事だと考えたという。
さらに、こちらでは、雷おこしを実際に作ることができる。
雷おこしは、米をいるという作業に大変時間がかかるが、市販のキットが売られているので、簡単に自宅でも作ることができるという。
材料と混ぜ合わせるだけで、10分くらいでできる。
これをのせて、延ばして、押していく。
型がない方は、クッキーの型とか、なければ包丁でもいいという。
サクサクとした、良い音がして完成。
水あめで、時間との勝負なので、まだやわらかい。
これが、できたての雷おこしの特徴。
サクサクとやわらかさが、共存している。
この体験は、電話で予約ができるという。
(FNNプライムオンライン2月28日掲載。元記事はこちら)
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