「ラピダス」北海道で次世代半導体生産へ 千歳市に工場建設を表明

経済・ビジネス


次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus」が、北海道・千歳市に新工場を建設すると発表した。

Rapidus・小池淳義社長「わたしどもは、世界で最先端の技術を、あらゆる分野から駆使して、ここに世界一、世界最高水準の工場を建設いたします」

国内大手8社が出資して設立された「Rapidus」は、2027年をめどに、最先端である2ナノメートル以下の次世代半導体の国産化を目指していて、千歳市に建設される新工場は、国内で最初の生産拠点になる。

周辺は、洗浄工程などに必要な水資源が豊富で、半導体の関連企業があるほか、空港や港などの交通インフラが整っていることが決め手となった。

投資規模は、総額で5兆円規模となる見込みで、小池社長は、「AIやディープラーニングを駆使して、世界中があっと驚くような、今までない半導体工場を作ろうと思う」と意気込みを述べた。

(FNNプライムオンライン3月1日掲載。元記事はこちら

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