参院予算審議で論戦始まる 野党は追及姿勢強める
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国会は、2023年度予算案が衆議院を通過したことを受け、3月1日から、参議院での実質審議が始まった。
岸田首相が出席している予算委員会の論戦の最新情報を、フジテレビ政治部・大家璃子記者が中継でお伝えする。
衆議院では攻め手に欠いた野党だが、舞台が参議院に移ったことで、幹部からは「岸田総理は、目玉政策でさえ中身がない。決断力のなさを明らかにしたい」と、あらためて追及を強める姿勢が示されている。
立憲民主党・辻元清美議員「総理の口癖は『さまざま』なんですよ。『さまざまな議論』とか、『さまざまな意見』と総理がおっしゃるとき、だいたいごまかすとき。封印していただきたい」
岸田首相「さまざまな...失礼、さまざまと言ってはいけなかったですね。ごめんなさい」
先ほどから質問に立っている立憲民主党の辻元議員は、原発の運転期間を延長する基本方針についてただし、答弁をめぐって、審議が一時止まる場面もあった。
これに先立ち、野党から性的マイノリティーへの差別意識があるのではないかと問われた岸田首相は否定した。
岸田首相「わたしは、差別という感覚を持っているとは思っていない」
また、同性婚の法整備も議論となり、岸田首相は「同性婚に関する規定を設けないことは、憲法に違反するものではない」との考えを示している。
(FNNプライムオンライン3月1日掲載。元記事はこちら)
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