中国からの入国者「水際」を緩和　PCR検査“全員”から“一部”に

Newsfrom Japan

社会旅と暮らし 2023.03.01 18:59

きょうから3月。
成田空港に向かうと、ある変化が見られた。

中国から来た人「(日本入国が)すごくスムーズでした」、「着陸から30分くらいで出てこられました」

笑顔の中国人旅行客たち。
実は1日から、入国時の手続きがスムーズに変わった。

新型コロナウイルスの水際対策として、2月28日までは、到着時に中国から入国した人すべてにPCR検査が実施されていた。

しかし、中国からの入国者の陽性率が低くなってきたため、1日からPCR検査の対象を一部に限定。

これにより、中国から来る人のほとんどがスムーズに入国ができるようになった。

そのためか、1日の中国からの到着便の中には満席の便もあった。

中国から来た人「焼き肉やお刺し身が楽しみです。築地でおすしが食べたいです」、「東京で1泊して、京都にも3日ほど滞在します。北海道にも行くよ。スノーボードの板も持ってきたんです」

また中国からの直行便は、到着地が成田・関空など4つの空港に限られていたが、その措置も取りやめに。

今回の措置を受け、中国のSNSでは、「(日本に)行きたい!」、「ずっと待っていた」など、さまざまな声が聞かれた。

こうした声の一方で、日本への観光ビザの新規発行がまだ認められていないことにいら立つ、「ビザビザビザ...いつ開放ですか?」、「意味ないじゃん」といった声も。

コロナ前までの水準に戻るのは、もう少し先のもよう。

（FNNプライムオンライン3月1日掲載。元記事はこちら）