即時帰国なら人道支援反対せず 岸田首相に拉致被害者家族会が伝達

政治・外交


岸田首相は1日、北朝鮮による拉致被害者家族会から、即時一括帰国を求める新たな運動方針を受け取り、「切実な思いを重く受け止める」と述べた。

横田めぐみさんの弟 家族会・横田拓也代表「拉致被害者家族の親世代は、90歳代、80歳代後半。わかりやすい言葉で言えば、残された時間がない」

横田めぐみさんの弟で、家族会代表の横田拓也さんらは、岸田首相に、親世代が存命のうちにすべての拉致被害者の即時一括帰国が実現するなら、北朝鮮への人道支援に「反対しない」とする新たな運動方針を手渡した。

岸田首相「ここまで切実な思いを訴えておられるということ、政府としてもこれを重く、あらためて受け止めなければいけない」

岸田首相は、「あらゆる選択肢を排除しない」と強調した。

(FNNプライムオンライン3月2日掲載。元記事はこちら

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