駅長を逮捕 運輸相が辞任 ギリシャ列車事故 死者43人に

国際・海外


ギリシャで列車同士が正面衝突した事故の死者は、これまでに43人となり、鉄道担当の閣僚が辞任した。

ギリシャ中部で2月28日、旅客列車と貨物列車が正面衝突した事故では、地元メディアによると、これまでに43人の死亡が確認され、80人以上が負傷している。

地元当局は、信号を担当していた地元駅の駅長を逮捕し、複線の区間で、旅客列車と貨物列車が、なぜ同じ線路を走っていたのかなどを調べている。

ギリシャの鉄道は、信号システムなどの近代化が進んでいないことが指摘されていた。

事故を受け、鉄道を担当する運輸相が辞任し、ミツォタキス首相は「人為的ミスが主な原因だ」と述べ、専門家による委員会を設置し、事故原因の調査を表明した。

(FNNプライムオンライン3月2日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース 欧州