「食用油」値上げが止まらない~! 売れ行き伸びた 節約グッズ とは? 正しい再利用法をご紹介【北海道発】
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食用油の値上げが止まらない中、節約のためのグッズが売れ行きを伸ばしている。
そして食用油をより長持ちさせる正しい使い方とは?
女性:
油を普通に使っていたらすぐなくなっちゃう。高くなっているので、油は控え目に使うようにしています
いま食用油の度重なる値上げが家計を圧迫している。
全国のスーパーのサラダ油・天ぷら油の平均価格は、2020年11月には1リットル191円だったが、2022年11月には355円に!
2年間で約1.8倍に値上がりしたが、大手メーカーは「3月に再び値上げする」と発表した。
女性:
高くなっているなと思うので、健康のこともあるので油は控えめに使います。(油を)全く使わないというのはできないんじゃないかなと
そこで、いま売れ行きを伸ばしているのが…。
油を繰り返し使うものや、油をきれいに使うグッズ。
ハンズ札幌店 佐々木 雄太さん:
油をこして再利用したいという客の声が多くなっている。2022年の2倍売れています
これは揚げ物のカスなどを取り除いて、油を保存できる専用ポット。
油をろ過して酸化物を取り除き、臭いを軽減するというフィルター。
きれいな油を繰り返し使うことができる、こうしたグッズが人気を集めている。
さらに、揚げ物と一緒に入れるだけで油が長持ちするというこちらの商品。
油が酸化するのを抑える成分などが含まれているという。
札幌・北区のホームセンター、ジョイフルエーケー屯田店では1月から油の節約グッズコーナーを設けた。
ジョイフルエーケー屯田店 小林 孝平さん:
油を少しでも節約、上手に使うという売り場を提案しました
霧状に油が出るこのオイルスプレーは、フライパンなどにむらなく吹きかけられて必要最小限の油で調理ができる。
このオイルブラシも油を薄く広げられるので節約につながる。
では、こうしたグッズを使う時のポイントは?
中谷 明浩 技士:
使い終わった後に(揚げ物の)カスをちゃんと除去する。(油を)次に使うまで冷暗所に置いておくのがポイントです。
さらに、フライパンの大きさも重要だ。
中谷 明浩 技士:
酸素との反応で(油は)劣化。なるべく小さくて、深いフライパンが適しています
終わりが見えない物価の高騰。節約への関心が日々高まっている。
(FNNプライムオンライン3月3日掲載。元記事はこちら)
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