寿司カバー不審な開閉 AIカメラが検知 くら寿司迷惑行為の新対策

経済・ビジネス


AIカメラが、回るお寿司を見守る。

くら寿司 広報・マーケティング本部長 岡本浩之さん「セルフサービスを提供する飲食店の利用に不安を感じるお客さまが増えてしまう結果となり、外食産業全体の危機ともいえる状況となっている」

SNSでの拡散が相次いだ、飲食店での悪質な迷惑行為。

この事態に、大手回転寿司チェーンのくら寿司が新たなシステムを開発した。

鍵を握るのは、レーン上に付いているAIカメラ。

これまでは、寿司皿をカウントする役目だったが今回、AIの機能を拡張した。

それは、皿をレーンに戻すと、本社にある端末でアラートが鳴って、異常があったことが知らされる。

さらに店舗名や検知時間、座席番号や寿司皿の番号といった細かな情報が表示される。

状況を確認した担当者は、すぐ店舗へ連絡。

連絡を受けた店舗スタッフは、皿の回収や迷惑行為の確認・注意ができるようになる。

くら寿司 広報・マーケティング本部長 岡本浩之さん「迷惑行為はゼロにしていきたい。日本生まれの日本文化としての回転寿司を諦めたくない。お寿司を回す楽しさを諦めたくないのがあって、こういうことで素早く対応していくことで、じゃあ行ってみようかというふうに、お客さまがより増えていただければと」

新システムは、2日から全店舗で導入されている。

(FNNプライムオンライン3月3日掲載。元記事はこちら

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