「大丸別荘」社長辞任 「湯入れかえ年2回」問題

社会


福岡・筑紫野市の老舗旅館「大丸別荘」が大浴場の湯の入れかえを年2回しか行っていなかった問題で、運営会社の社長が辞任した。

筑紫野市の二日市温泉にある「大丸別荘」では2022年11月、大浴場の湯から基準値の最大3,700倍のレジオネラ属菌が検出され、県の条例に反して湯の入れかえを年に2回しか行っていなかったことが明らかになった。

さらに、浴場の衛生管理について、県に虚偽の報告をしていたこともわかっている。

この問題を受けて、運営会社の山田真社長は2日、「皆さまに大変なご迷惑、ご心配をおかけしました。申し訳ございません」とのコメントとともに、辞任したことを明らかにした。

後任の社長には、総支配人を務めていた外木場大倫さんが就任したという。

(FNNプライムオンライン3月3日掲載。元記事はこちら

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