志賀原発「活断層ではない」規制委が北陸電力の主張認める 再稼働の可能性も
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石川県の志賀原発2号機の再稼働をめぐり、原子力規制委員会は原発の敷地内にある地盤について「活断層ではない」と認めた。
この判断で再稼働に向けた審査が進むことになる。
原子力規制委員会の石渡明委員は「今回、説得力のある証拠をもって、将来活動する可能性がないと判断できる」と述べた。
原子力発電所は、重要な施設の下を通る断層が将来動く可能性がある「活断層」である場合、稼働できない。
志賀原発2号機の再稼働をめぐり、敷地内を通る10本の断層が活断層かどうかの議論が続いていて、7年前の原子力規制委では「活断層と解釈するのが合理的」とされていた。
今回の会合で、北陸電力から「活断層ではない」とする新たな検証データが提出され、原子力規制委が認めた形だ。
この判断で再稼働に向けた審査が進み、再稼働できる可能性が出てきた。
(FNNプライムオンライン3月3日掲載。元記事はこちら)
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