渡辺二冠 藤井五冠に棋王戦で初勝利 最年少の六冠達成は持ち越し

社会


将棋の棋王戦第3局が新潟市で行われ、渡辺明二冠が藤井聡太五冠に勝利。
藤井五冠の史上最年少での六冠達成は持ち越しとなった。

新潟市のホテルで行われた棋王戦五番勝負の第3局。

挑戦者の藤井五冠は、11連覇を目指す渡辺二冠を相手にこれまで2連勝し、王手をかけていた。

対局は、渡辺二冠が1時間23分の長考をするなど、緊迫した展開に。

終盤はお互い持ち時間を使い切り早指しとなったが、5日午後8時過ぎ、藤井五冠が投了し、史上最年少での六冠達成は持ち越しとなった。

藤井聡太五冠「終盤はずっと苦しいと思って指していた。全体的には負けの局面が続いていたので、(敗れたのは)仕方ないかなという感じ」

渡辺二冠「中盤でバランス取れたのは良かった。次から目の前の一局っていうところでやっていきたい」

棋王戦第4局は3月19日、栃木県で行われる。

(FNNプライムオンライン3月6日掲載。元記事はこちら

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