衛星開発に「確固たる保証」 北朝鮮 ミサイル発射の口実か

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北朝鮮は、人工衛星の打ち上げについて、「確固たる保証を得た」として、すでにさまざまな衛星を軌道に乗せる能力があると主張した。

これは、6日付の労働新聞が、国家宇宙開発局副局長の発言として伝えたもの。

この中で副局長は、「人工衛星の多機能化、高性能化を実現した」としたうえで、「運搬用ロケットの高出力エンジンの開発に成功し、さまざまな衛星を打ち上げる確固たる保証を得た」と述べた。

記事ではまた、農業や気象観測などの分野でも衛星の利用を進めているとしていて、4月までに準備を終えると表明した軍事偵察衛星以外にも、衛星事業を拡大していることを強調した形。

今後、衛星の打ち上げを名目に、事実上の長距離弾道ミサイルの発射を繰り返す可能性があり、動向が注目される。

(FNNプライムオンライン3月6日掲載。元記事はこちら

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