AGC ガラス製造で脱CO2実証実験へ 燃料をアンモニアに代えて
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ガラスの製造にアンモニアを使用し、脱炭素化を目指す。
ガラスを製造するには重油などを燃やして原料の珪砂(けいしゃ)を溶かす必要があり、一般的に1トンの板ガラスを製造するには最大1トンもの大量の二酸化炭素が排出される。
そこで、ガラスメーカー大手のAGCは、燃やしても二酸化炭素を出さないアンモニアを燃料とする実験を6月から実際の製造ラインで行う。
すべてアンモニアに置き換えれば、二酸化炭素の排出を7割から8割削減できる試算で、2026年以降の実用化を目指す。
ただ、化石燃料からアンモニアを取り出すと大量の二酸化炭素が発生するため、製造時の二酸化炭素排出を減らしたアンモニアを安価に安定的に入手できるのかなど、課題は残されている。
(FNNプライムオンライン3月6日掲載。元記事はこちら)
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