【天あおぎガックリ】「最後一瞬チャンスが」藤井五冠“あと一手で詰み”気付かず「史上最年少六冠」は持ち越しに 棋王戦第3局
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史上最年少六冠を狙う藤井聡太五冠が、まさかの展開で10連覇中の棋王に敗れた。
5日、新潟市で行われた棋王戦第3局。
子供記者が見守る中、会場入りした藤井聡太五冠(20)。
藤井聡太五冠:
おはようございます。
藤井五冠はここまで連勝し、この対局に勝てば史上最年少の六冠を手にすることができる。
対するは、タイトル10連覇中の渡辺明棋王(38)。
逆転に次ぐ逆転の結果、勝負は夜8時過ぎに決し、渡辺棋王が勝利した。
対局が終わると藤井五冠は天を仰ぎ、
肩をガックリ。
何度もうなだれる姿はここ最近、見せたことがない。
藤井五冠“詰み”に気づかずガックリ
まだ2勝1敗。
有利であることに変わりはないはずだが、なぜここまでガックリしていたのか。
藤井聡太五冠:
最後一瞬チャンスが…2五歩と打てば(詰み)というところがあったので…。
あと一手で、相手が何をしても勝てる“詰み”だったが、絶好のチャンスに気づかなかったという。
一方、まさかの展開からの大逆転に、“勝った気がしない”という渡辺棋王。
渡辺明棋王:
いやー、だいぶ追い込まれてしまったので…。ちょっと負けになってでも、という感じになってやってましたね。
思わぬミスで、史上最年少での六冠は持ち越しに。
第4局は19日に栃木県で行われる。
(「イット!」3月6日放送より)
(FNNプライムオンライン3月7日掲載。元記事はこちら)
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