【速報】国産H3ロケット 打ち上げ失敗 2段目着火せず指令破壊
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2月、打ち上げを直前で中止した新型の国産主力ロケット・H3ロケット初号機が、7日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたが、指令破壊信号が送られ、打ち上げは失敗した。
打ち上げを終えたばかりの種子島宇宙センターから、鹿児島テレビ・丸山純平記者が中継でお伝えする。
センター内の関係者の間には、緊張が走っている。
H3ロケット初号機は、7日午前10時37分ごろ、鹿児島・種子島宇宙センターから打ち上げられた。
発射場周辺は快晴に恵まれ、ロケットの飛行を肉眼でも、およそ2分にわたって確認することができた。
JAXA広報担当者「第2段の燃焼が確認されていないという状況になる」
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、2段エンジンの着火が確認できず、打ち上げからおよそ10分後、地上からロケットを破壊する指令破壊信号が送られ、打ち上げは失敗した。
ロケットには、地球観測衛星「だいち3号」が搭載されていた。
H3ロケットは、これまでのH2Aに代わる新型の国産主力ロケットで、大きな衛星をより安く打ち上げることを目指して開発された。
しかし、エンジントラブルが相次ぎ、打ち上げは延期され、2月17日には、電気系統のトラブルで、打ち上げが直前で中止されていた。
JAXAはこのあと、くわしい状況を説明するものと思われる。
(FNNプライムオンライン3月7日掲載。元記事はこちら)
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