ウクライナ徹底抗戦の構え ロシア国防相 マリウポリ訪問

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ロシアが、ウクライナ東部ドネツク州で攻勢を強める一方、ウクライナ軍は徹底抗戦の構えで、激戦が続いている。

ロシア軍は、東部ドネツク州の掌握を図り、要衝のバフムトを包囲したと主張するなど、攻撃を激化させている。

これに対し、ウクライナ軍の司令官は6日、ウクライナメディアに対し、「ロシア軍の包囲は失敗している」と述べ、ウクライナ軍がバフムトを維持していると答えた。

これに関し、ゼレンスキー大統領は、総司令官との戦略会議で「撤退ではなく防衛を強化する方針を確認した」と強調した。

こうした中、ロシア国防省は、ショイグ国防相が、一方的に併合した南部マリウポリを訪問し、ロシアの攻撃で廃虚となった街に再建した病院などを訪問した映像を公開した。

ロシアが実効支配していることを、国の内外にアピールする狙いとみられる。

(FNNプライムオンライン3月7日掲載。元記事はこちら

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