H3ロケット打ち上げ失敗 フィリピン沖に落下か
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H3ロケット初号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたが、失敗した。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、フィリピンの海上に落下したとみられると明かした。
H3ロケット初号機は、7日午前10時37分ごろに打ち上げられた。
打ち上げを見守った国内のプロジェクト関係者は、一時は喜びに包まれたが、およそ5分後、2段目のエンジンの着火が確認されなかったとして、地上から指令破壊信号が送られ、打ち上げは失敗。
各地でも、落胆と困惑に包まれた。
JAXAプロジェクトマネージャ・岡田匡史氏「きょうの失敗の原因を究明して、早くH3の飛び立つ姿を見てもらいたい」
JAXAは会見で「期待に応えられなかった」と話し、何らかの原因で2段エンジンに着火しなかったと説明したが、原因については、現時点で「見当がつかない」としている。
打ち上げに失敗したロケットの機体は、フィリピンの東の海に落下したとみられ、回収の予定もないという。
(FNNプライムオンライン3月7日掲載。元記事はこちら)
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