20度続出 季節外れの暖かさ 早くも“衣替え” 野菜にも異変
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7日は、全国的に日中の気温がぐんぐん上昇し、4月並みの暖かさに。
最高気温が、20度を観測するところも続出した。
この暖かさは、各地で異変をもたらした。
季節外れの暖かさとなった北海道・札幌市の最高気温は11.5度と、3月上旬としては、観測史上1位の暖かさとなった。
東京都心は、朝から気温がぐんぐん上がり、18.8度まで上昇した。
女性「汗をかいているなと思ったので、(水を)飲まなきゃって。コートやめておけばよかった」
男性「暑いです。(服装)失敗しました。きょうは絶対日傘差さないと、みなさん焼けますよ」
この暖かさの影響で、桜がフライング咲き。
河津桜が見ごろを迎えている代々木公園では、ある異変が。
桜の花をよく見ると、葉桜になっていた。
女性「かなり前から咲いていたので、もうそろそろ終わりかな」
女性「もうちょっと満開の時に来られたらよかったな」
上着いらずの暖かさの中、都内のクリーニング店を訪ねると、ここでも異変が。
小林ランドリー工場・小林史明代表取締役「ことしの傾向はちょっと早いかなって。(冬物は)例年の倍はあります」
先週金曜日以降、冬物を持ち込む人が急に増え、対応に追われていた。
取材班は、都内の農家へ。
ここでも、暖かさの影響で異変が起きていた。
例年よりも2週間早く、夏野菜の栽培を始めた農家。
この暖かさが続くと困るという。
すずしろ農園・渡戸正さん「(暖かい日が続くと)トマトが赤くならなくて、黄色くなって、酸っぱくなって廃棄してしまう」
この暖かさは、さらに加速し、東京都心では、土曜日まで20度以上の日が続く見通し。
特に木曜日と金曜日は、ゴールデンウィークごろの暖かさになるという。
(FNNプライムオンライン3月7日掲載。元記事はこちら)
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