柏崎刈羽 6項目で改善必要 原子力規制委「かなり厳しい」

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事実上の運転禁止命令が出ている、東京電力の柏崎刈羽原発の追加検査について、原子力規制委員会は6項目で改善が必要と評価した。

柏崎刈羽原発をめぐっては、テロ対策の不備で事実上の運転禁止命令が出ており、規制委が再稼働に必要な追加検査を行っている。

8日の会議で規制委は、不審者の侵入を検知する設備が想定通り作動しなかったり、警報が不必要に鳴るなど、27の検査項目のうち、6つの項目で改善が必要だと判断した。

原子力規制委・山中伸介委員長「かなり厳しい状況にあると認識として持ちました」

5月中にも検査の報告書がまとまり、運転禁止命令を解除するかどうか判断される予定だが、関係者からは「短期間で改善できるものではない」との見方も出ており、検査期間が延びる可能性が出てきた。

(FNNプライムオンライン3月8日掲載。元記事はこちら

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