東部の要衝バフムトで攻防続く グテーレス事務総長 キーウ訪問
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ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が、ウクライナ東部の要衝バフムトの一部を完全支配したと主張する動画を公表する一方、ウクライナ軍は抗戦を続けているとしている。
「ワグネル」のトップがSNSに公開した映像は、激しい攻防が続くバフムトで自らの旗を掲げるもので、「東部を完全に占領した」と一方的に主張している。
アメリカの研究機関も「ロシア軍が占領した可能性が高い」としているが、ロシアの進む先はウクライナが要塞(ようさい)化していて、「ロシア軍が大損害を被る可能性が高い」としている。
一方、ウクライナ軍の司令官は8日、バフムトで兵士を激励する動画を公開し、徹底抗戦を続ける姿勢をあらためて示している。
こうした中、ゼレンスキー大統領は、首都キーウで国連のグテーレス事務総長と会談した。
グテーレス事務総長は、ウクライナ侵攻は国連憲章と国際法違反だと非難し、ロシア軍が占領する南部のザポリージャ原発の非武装化に向け、国連の役割が重要だとの考えを示した。
(FNNプライムオンライン3月9日掲載。元記事はこちら)
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