なぜ今の時期ここへ? 野生ザルが市街地に出現

社会


8日午前9時ごろ、鹿児島市の市街地で電線の上を歩く、野生のサル。

両手両足を器用に使い、綱渡りのように移動していた。

そのまま、コンビニエンスストアの前の電線を移動していくと、カラスに見つかった。
縄張りに侵入してしまったのか、しつこく威嚇してくる。

なぜ、この時期に、市街地に現れたのだろうか。

地元の動物園に聞いてみると...。

鹿児島市平川動物公園・福守朗園長「『はなれザル」というふうに呼んでいる。若いオスが、ほかの群れに移籍する過程で、単独で市街地に迷い出てきた可能性」

カラスにつきまとわれていたサルは、その後、追い払われたように、電線から近くの建物に移ると、姿を消した。

これまでのところ、被害の報告はないという。

(FNNプライムオンライン3月9日掲載。元記事はこちら

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