重要拠点ロシアが「占領」 NATOトップも...実際は
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消防隊が向かう先には、赤々と燃える炎が...。
場所は、ウクライナ東部のバフムトの近郊。
ロシア側の攻撃を受け、ガス配給所で火災が起きた。
激しい攻撃が続く、東部戦線。
ウクライナの警察は、街に残っている住民のもとを訪れ、安全な場所へ避難するよう促している。
そんな中、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が、SNSに動画を投稿。
戦車にくくりつけられていたウクライナの国旗をはがし、火をつけた。
ワグネルのトップ・プリゴジン氏は、「われわれは、バフムト東部を完全に占領した」と発言。
重要拠点であるバフムトをめぐっては、欧米側からも、「バフムトは、数日以内に陥落する可能性がある」といった声が。
実際の戦況は、どうなっているのか。
アメリカの研究機関は、「少なくともバフムトの半分以上を、ロシア側が占領した」としている。
しかし、バフムトの先は、ウクライナ軍が強力な防衛線を張っていて、「ロシア側は大損害を被る可能性が高い」とも分析。
ウクライナ側も、一時的にバフムトから撤退する可能性は認めつつ、その後の反撃で奪い返す準備をしているという。
(FNNプライムオンライン3月9日掲載。元記事はこちら)
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