「緊急事態条項」巡り討議 衆院 憲法審査会

政治・外交


衆議院の憲法審査会が開かれ、大規模災害や戦争など、緊急事態が起きた際の国会議員の任期延長などについて、各党が意見を交わした。

自民・新藤議員「任期延長期間の上限は1年とし、再延長も可能とするのが合理的ではないか」

「緊急事態条項」の創設をめぐり、9日の審査会では、議員任期の延長について、自民党の新藤議員が原則「上限1年」との提案をし、公明党の浜地議員は、新型コロナウイルスの感染拡大もふまえ「任期延長問題の結論を出すのは今だ」などと述べた。

また、国民民主党の玉木代表は、日本維新の会や会派「有志の会」とともに、任期延長の条文案を「今月中にとりまとめ議論の加速に寄与したい」と強調した。

立憲・奥野議員「拙速な議論を進めることは反対で、きちんと1個1個積み上げて議論をして進めていくべき」

一方、立憲民主党の奥野議員は、参議院の緊急集会の位置付けなどの議論を優先すべきだと主張したほか、共産党の赤嶺議員は反対した。

(FNNプライムオンライン3月9日掲載。元記事はこちら

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