「湯替え年2回」衛生管理の実態調査へ レジオネラ属菌「大した菌ではないと考えていた」温泉旅館を家宅捜索
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大浴場の衛生管理を怠ったとして福岡県から刑事告発された、筑紫野市の「大丸別荘」に10日朝、警察が家宅捜索に入った。
公衆浴場法違反の疑いで捜索を受けたのは、筑紫野市の温泉旅館「大丸別荘」。午前8時過ぎ、多くの捜査員が入っていった。
「大丸別荘」は条例で週1回と定められた大浴場の湯の交換について、年に2回だったにもかかわらず、2022年8月の県の検査で「適正に行った」と虚偽報告をしていた。
また、塩素の投入も怠っていて、2022年11月の検査では、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出されていた。
山田真(まこと)前社長は会見で「大した菌ではないと考えていた」と謝罪し、その後引責辞任している。
警察は山田前社長の自宅も捜索していて、大浴場の点検に関する資料などを押収し、衛生管理の実態を明らかにする方針。
(FNNプライムオンライン3月10日掲載。元記事はこちら)
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