ヘンリー王子 娘に「王女」の称号 王室と“確執”も...英国民は?
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笑顔で写真に収まるイギリス王室から離脱した、ヘンリー王子ファミリー。
妻・メーガン妃に抱っこされているのは、第2子のリリベットちゃん。
そのリリベットちゃんをめぐり、「リリベット“王女”が洗礼を受けた」との発表があった。
明らかにされたのは、リリベットちゃんが3月3日、キリスト教に入信する際の儀式、いわゆる洗礼を受けたという出来事。
この発表で、リリベットちゃんに、初めて王女の称号が使われた。
王室を離脱し、アメリカに移住して以降、王室との数々の確執を明かしてきたヘンリー王子夫妻。
2021年には、テレビ番組のインタビューに、メーガン妃が長男・アーチー君を身ごもった時、王室内で「王子の称号は与えない」などの差別を受けているように感じたことを明かしていた。
さらに、「生まれる子どもの肌の色が、どれほど濃いかという懸念や会話がされました」といった王室との確執を明かす中、なぜ称号を使うことになったのか。
現地メディアによると、ヘンリー王子夫妻の広報は「生まれながらにして持っている権利を否定するのではなく、成長した時に称号をやめるか、使い続けるかを自分で決める機会を与えたいと考えている」としているという。
称号の発表を受け、日本時間の9日、イギリス王室のウェブサイトも「アーチー王子」、「リリベット王女」と、表記を変更した。
ヘンリー王子夫妻の子どもたちが称号を使用することについて、イギリス国民からは、「何も問題ないと思うね。騒ぎ立てることじゃないよ。だって英国王室の血が流れているんだから」、「一連の騒動がプライバシーから来ていることを考えると、『(称号は)うれしいですがお断りします』と言える強さがあるべき」といった、さまざまな声が上がっている。
また、報道によると、チャールズ国王夫妻、ウィリアム皇太子夫妻は、洗礼に招待されたものの、出席しなかったという。
(FNNプライムオンライン3月10日掲載。元記事はこちら)
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