サウジアラビアとイラン 国交回復へ 中国が仲介
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サウジアラビアとイランは、外交関係を正常化させることで合意した。
イラン国営通信などによると、サウジアラビアとイランの高官が、仲介する中国とともに北京で協議し、断絶していた両国の外交関係を2カ月以内に正常化するとした共同声明を発表した。
声明では、双方の大使館を再開し、国際的な平和と安全の強化のために努力するとしている。
両国の合意について、会談に参加した中国の外交トップ・王毅政治局委員は、「中国は善意で、信頼できる仲介者としての役割を果たした。今後も大国としての責任を果たしていく」と述べた。
両国は2016年、サウジアラビアがテロに関与したとして、イスラム教シーア派の指導者を処刑したことなどから断交していた。
外交正常化で中東の緊張緩和につながる可能性がある一方で、仲介した中国の存在感が中東で高まることも考えられる。
(FNNプライムオンライン3月11日掲載。元記事はこちら)
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