岸田首相 処理水放出への反対に「丁寧な説明と意見交換重ねる」
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岸田首相は福島市で、東京電力・福島第1原発の処理水の海洋放出に漁業関係者などが反対していることについて、「丁寧な説明と意見交換を重ねていく」と述べた。
政府は、福島第1原発の処理水の海への放出を、2023年の春ごろから夏ごろにかけて始める方針だが、福島県の漁連は、風評被害が再燃しかねないと反対している。
岸田首相「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わないとの方針は順守します。理解の度合いについて、特定の指標や数値によって、一律に判断することは困難であると考えていますが、政府を挙げて、丁寧な説明と意見交換を重ねてまいります」
岸田首相は、風評被害について、「科学的根拠に基づく情報発信を行い、理解醸成に取り組みたい」と述べた。
(FNNプライムオンライン3月11日掲載。元記事はこちら)
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