米大統領が緊急会見「銀行システムは安全」 シリコンバレー銀行破綻

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アメリカで史上2番目の規模となる、シリコンバレー銀行の経営破綻を受けて、バイデン大統領は緊急会見を開き、「銀行システムは安全だ」と呼びかけた。

アメリカ・バイデン大統領「国民は銀行システムが安全だと確信を持つことができる。預金は必要な時に引き出せる」

バイデン大統領は会見で、銀行預金の保護を強調したうえで、損失は、銀行が預金を保護するために積み立てている基金から埋め合わせるため、「納税者の負担はない」と重ねて訴えた。

シリコンバレー銀行の総資産は、日本円でおよそ28兆円で、アメリカメディアによると、銀行の破綻としては史上2番目の規模となる。

また、ニューヨーク州に拠点を置くシグネチャー銀行も経営破綻に陥るなど、経済への影響が懸念されている。

バイデン大統領は、銀行の経営陣の責任を追及したうえで、連鎖破綻が起きないよう、銀行への規制を強化する考えを示した。

(FNNプライムオンライン3月13日掲載。元記事はこちら

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