公園の木が倒れ 中学生が骨折　内部が腐食 神戸市把握せず

兵庫・神戸市の公園で内部が腐食した木が倒れ、下敷きとなった男子中学生が腰の骨を折る重傷を負った。

13日午後4時ごろ、神戸市垂水区の「高曽公園」で遊んでいた13歳の男子中学生が、ヤマモモの木に引っかかったボールを取ろうとしたところ、木が折れ、倒れた木の下敷きになった。

男子中学生は病院に運ばれたが、腰の骨を折る重傷。

公園を管理する神戸市によると、倒れた木は高さおよそ5メートルで、幹の内部が腐食していたという。

神戸市では、公園内の施設を年に4回点検していて、枯れている木は伐採しているが、倒れた木の内部の腐食は把握できていなかった。

神戸市は15日朝、倒れた木を撤去し、周囲を立ち入り禁止にするとともに、今後、付近の木についても調査を行うという。

（FNNプライムオンライン3月15日掲載。元記事はこちら）

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