8年ぶりに政労使会議 「最低賃金1000円」に意欲

政治・外交


政府が、経済界、労働団体の代表者と意見交換する「政労使会議」が開かれ、岸田首相は、最低賃金の全国平均を1,000円に引き上げることに意欲を示した。

およそ8年ぶりに開かれた「政労使会議」には、経団連の十倉会長や連合の芳野会長らが出席した。

岸田首相「最低賃金について、ことしは全国加重平均1,000円を達成することを含めて、最低賃金審議会でしっかりと議論をいただきたい」

さらに岸田首相は、「夏以降は、1,000円達成後の最低賃金引き上げの方針についても議論を行ってほしい」と述べた。

また、岸田首相は、中小企業の賃上げには労務費の価格転嫁が必要だとしたうえで、「業界ごとに実態調査を行い、指針をまとめる」と述べた。

(FNNプライムオンライン3月16日掲載。元記事はこちら

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