北朝鮮がICBM発射 1時間以上飛行 きょう日韓首脳会談...けん制か

政治・外交


北朝鮮が16日朝、日本海に向けて、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した。

ミサイルは1時間以上飛行し、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したとみられる。

防衛省によると、午前7時9分ごろ、弾道ミサイル1発が、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)周辺から日本海に向け発射され、午前8時19分ごろ、北海道の渡島大島の西およそ200kmのEEZの外に落下した。

最高高度は6,000kmを超え、通常より高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射されたICBMとみられる。

北朝鮮によるミサイル発射は、巡航ミサイルを含め、2023年に入って8回目、ICBMは2月18日以来。

岸田首相「同盟国・同志国との連携をよりいっそう、緻密なものにしていかなければならない」

北朝鮮の意図について、政府内には、今週始まったアメリカと韓国の合同軍事演習への反発のほか、16日に行われる日韓首脳会談へのけん制との見方もある。

(FNNプライムオンライン3月16日掲載。元記事はこちら

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