世界的株安 日本も一時600円近く値下がり 新たにクレディ・スイス信用不安

経済・ビジネス


アメリカの銀行の経営破綻による信用不安がヨーロッパにも広がり、世界的な株安となっている。

日経平均株価も、一時600円近く値下がりした。

新たに広がったのは、スイスの金融大手「クレディ・スイス」の信用不安。

筆頭株主が「追加の支援を行わない」と発言し、経営悪化への懸念が拡大した。

欧米の金融機関をめぐっては、アメリカでも銀行の破綻が相次ぐ中、ニューヨーク市場で、ダウ平均が一時700ドル以上下落するなど、大幅な株安となっている。

東京市場でも、銀行株を中心に売りが膨らみ、平均株価は一時600円近く値下がりした。

日本時間16日午前、クレディ・スイスは、スイス中央銀行から500億スイスフラン、日本円で7兆円を超える金額を借り入れると発表し、株価の下落幅は縮小している。

16日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、15日に比べ、255円09銭安い、2万6,974円39銭、TOPIX(東証株価指数)は、1,934.79だった。

(FNNプライムオンライン3月16日掲載。元記事はこちら

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