ガーシー元議員が「容疑者」に 警視庁が逮捕状取得 綾野剛さんらを常習的脅迫・名誉毀損の疑い「死ぬこと以外かすり傷」と心境
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警視庁は、さきほど、ガーシー元参議院議員の逮捕状を取った。俳優の綾野剛さんらに対する常習的脅迫、名誉毀損、強要、威力業務妨害の疑い。きょう午前、逮捕状を請求し、東京地裁が、逮捕状を発布した。
警視庁が逮捕状を取ったのは、元参院議員のガーシーこと東谷義和氏容疑者(51)と、ドバイでガーシー元議員の配信動画の制作に関わったとされるドバイで配信動画の制作に関わったとみられる会社経営者の池田俊輔容疑者(40)。
ガーシー容疑者らは、去年、俳優の綾野剛さん、ドワンゴ創業者の川上量生さん、ジュエリーデザイナーの福谷公男さんの3人を常習的に脅迫したほか、名誉を毀損するなどした疑いがあるという。
警視庁は、今年1月に、ガーシー容疑者のユーチューブの動画の広告収入を管理する会社の実質的代表者の関係先や、逮捕状を請求した会社経営者の男性の東京・国分寺市にある関係先を家宅捜索し、業務委託の契約書や制作代行について記載された書類など数十点を押収して捜査を進めてきた。
警視庁は、ガーシー容疑者が任意の事情聴取の要請に応じて来なかったことや、ドバイなどに滞在したまま同様の脅迫行為を繰り返していて、今後、証拠隠滅などのおそれもあると判断したほか、きのう参議院本会議で除名され、議員の資格を失い、いわゆる「不逮捕特権」も失ったことから、逮捕状の請求に踏み切ったものとみられる。
警視庁は、今後、警察庁を通じて外務省にパスポートの返納命令を要請すると共に、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配する方針だ。
一方、ガーシー元容疑者は、先ほど、SNSでライブ配信し、自らの逮捕状について、「命をとられるわけじゃあるまいし、そんなに心配しなくていい。誰かが言っているけど、死ぬこと以外はかすり傷だ」と述べた
また、「国家権力にどこまで挑んだらいいのか。日本を追い出され、帰国もできない」と心境を語りつつ、「俺は戦わなければいけない」などと話した。
(FNNプライムオンライン3月16日掲載。元記事はこちら)
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