【速報】まもなく日韓首脳会談へ “異例”おもてなし背景は?
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岸田首相はまもなく、来日した韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との首脳会談に臨み、夜には、2軒はしごをして食事会を行う。
異例ともいえるおもてなしの背景について、フジテレビ首相官邸キャップの瀬島隆太郎記者が中継でお伝えする。
異例のおもてなしについて、当初政府内には慎重な意見もあったが、ある政府関係者は「関係改善への大統領の熱意は本物だ」、「日本もやれることはやるべきだ」としていて、融和ムードの演出に踏み切った形。
両首脳は、東京・銀座で夕食後、さらに「2次会」の形で、洋食店「煉瓦亭」を訪れる予定。
これについて、自民党の麻生副総裁は、2022年に韓国を訪れた際、尹大統領本人から「オムライスが好物である」と伝えられ、おもてなしの腹案としていたことを明かした。
日本側として、韓国との融和を図る背景には、ミサイル発射を続ける北朝鮮や軍事的圧力を強める中国に対応するため、韓国との連携の重要性がかつてなく高まり、アメリカが関係改善を求めていたという事情がある。
まもなく行われる会談では、首脳による相互訪問「シャトル外交」の再開などを確認する見通しだが、冷え切っていた関係の修復には、首脳同士の信頼が不可欠で、会談とともに、おもてなしの行方に注目が集まっている。
(FNNプライムオンライン3月16日掲載。元記事はこちら)
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