アメリカの無人機に衝突 ロシア軍機 なぜ“煙”まく

国際・海外


アメリカの無人機につけられたカメラ。
斜め後ろから、ロシアの戦闘機が近づいてくる。

白い煙のようなものを出し、どんどん接近してくると映像が乱れた。

ロシアの戦闘機は、もう一度、同じ方向から接近。
また映像が乱れた。

映像が戻ると、プロペラが曲がっているのがわかる。

ここは、ウクライナ南部に面した黒海の上空。

アメリカは、「ロシアの戦闘機が進路を妨害し、衝突した際の映像だ」と主張。

一方、ロシア側は、衝突そのものを否定している。

ロシアの戦闘機は、なぜ危険な行動をとったのか。

白い煙のようなものの正体に、ヒントがあった。

これは、戦闘機の燃料で、フジテレビの能瀬伸之上席解説委員は、「緊急用の燃料噴射装置を使って、戦闘機が危機的な状況にあると装い、無人機のカメラなどの機能を低下させようとしたのではないか」と指摘している。

無人機は、海に墜落。
ロシアは、機体を回収しようとしていて、アメリカは、機密情報を遠隔操作で消去したとしている。

(FNNプライムオンライン3月17日掲載。元記事はこちら

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