コロナウイルス退治の豆まき【釧路】
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124年ぶりに節分となった2日、介護付有料老人ホームはまなす芦野館(釧路市芦野1)では、「鬼は外」ならぬ「コロナ外」の掛け声で、職員扮する新型コロナウイルス退治の豆まきを楽しんだ。
コロナの感染拡大で介護施設では訪問イベントやサークル活動などが中止となり、利用者の楽しみが奪われている。芦野館でも各種イベントやギャラリー展、外部講師によるサークル活動などが自粛となり、ストレスがたまる生活を余儀なくされている。
この日は、利用者らが昼食前の穏やかなひとときを過ごす中、怪しげな足音が響き、例年同様に赤青2匹の鬼が登場。みんなで退治しようとしたところ、食堂入り口に突起物スパイクを付けた「コロナウイルス」に扮(ふん)した職員が出現。憎きウイルスを退けるべく、今年は鬼たちも味方になってコロナ退治に参戦した。
食堂には「コロナー外」「福は内」の掛け声が響き、最後は力尽きたウイルスが「やられた~」「手洗い消毒わすれずに~」との言葉を残して退散した。
谷春江施設長は「コロナ感染の終息が見通せない中、気持ちも沈みがちですが、『コロナに負けない』という強い思いを持って過ごしていきたい」と気持ちを新たにしていた。
(釧路新聞社/全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合、元記事はこちら)
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